会は、「このプレゼンを先日亡くなったDonald Richie氏に捧げます」と云うアーチストの言葉から始まりました。
そして、アーチストの自己紹介。先生にはハンガリーとオーストラリアの2つの国籍があります。若い参加者には生まれる前の事ですが、ハンガリー動乱(1956年ハンガリーで起きたソビエト連邦の 権威と支配に対する民衆による全国規模の蜂起)に依るものです。
No.1 シーン
現代アートなどの話。参加者は「アートとは?」自分が考えるアートの3つのKey words を
紙に書く。暫くしたら、書いたその紙を丸めて庭に投げ捨てる。「自分のアートの観念を捨てる」事?
No.2 シーン
20世紀初頭から始まった現代アートと云われる作品の写真を見ながら、何でこれがアートなのか? 例、デュシャン 等の作家たちの作品
具体的に見える世界は不確定らしい。
生まれ育った文化的背景の違いによって 生まれる解釈の違いを知る。
No.3シーン
俳句や和歌の「連句」の様に、最初の「key word」から連想した事を描き、次はその絵からの連想で又絵を描く。これは以外と面白い印象を持ったし、人々は自分も含めて「絵が描けるんだ」との感想。しかしこの「ゲーム?」の意図が、私には今一つ分からなかったのが残念。しかしこの「ゲーム?」は、もっと面白く展開出来そうに思うのは、素人考えかな。
兎に角不思議で面白いイベントでした。 そして「アート&ワイン」のサロンは、正に「人と人を繋げるアートの輪」で、エキサィティングな新しい出会いがありました。